今日で5月も終わりです。
少々憂鬱な梅雨がもうすぐやってきます。
さて
高知市池にある公園で、毎週土曜日に開催されているオーガニックマーケットをご存じですか?
全国的にも珍しいらしく、県外からのお客様も多数訪れているのだそうです。
そのマーケットにほぼ毎週、西条市から通い出店されている女性がいます。
調味料をはじめ、全ての食材に細部までこだわり、安全なものを全て手づくり
お弁当やお惣菜・スウィーツも種類は豊富です。
二年近く前に
マーケットに出かけた時は正直「高いお弁当...(ごめんなさい
)」と横目で見て通り過ぎたのですが、ある日何故だか無性にあのお弁当を食べてみたくなり
マーケットへ。
オーナーさんに数日前から何故だか食べてみたくなったことを伝えると、そこから話がはずみお弁当にお惣菜・ケーキを2種類買って、週に3日営業しているという西条市のお店に伺うことを約束しました
私にとって
マクロビオティックのイメージは、正直「身体に優しいけれど美味しくはない」だったけれど、彼女のつくるご飯を食べ、そのイメージは吹き飛び
それ以来頻繁に食べたい
せいぜい一品、いつもの食事にプラスが精一杯です
難しく考えすぎなのかもしれませんが
オーナーさん曰く彼女のつくるご飯は【浄化飯】なのだとか。
誰でも言えることではないと思うのですが(私は言えないっていうか思えない
)実際食してみて、彼女の言葉に「(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」と頷いてしまうのです。
身体の中が綺麗になる
内臓だけではなく【
気】というか、【
エネルギー】というか、よくわからないけれど、澄み渡るというか
でもあっという間に元の状態に戻ってしまうから、また食べたくなる
そんなお食事がつくれて、人に提供できるって素晴らしい
いつもの私の好奇心『どうして?何を思って?』がムクムクと湧き出てくるのを止められず、友人たちを誘い西条市まで行ってきました
西条市(広い)といってもほとんど今治市に近い場所。
行きは高速道路は走らず(道の駅は外せないもの
)自分の運転では初めての場所も、おばちゃん4人も揃うと賑やかであっという間に到着。
せっかくなので四国八十八か所の中でも仏様を身近に感じられる第61番札所「香園寺」によってお参りをして、そこから5分のvegetabl na style Ristroさんへ。
道路沿いの小さな店内ですが、気持ちのいい空気に包まれてキラキラした清浄な雰囲気
さりげないけれどセンスのいいディスプレイが、さらに居心地良い空間を演出しています。
さぁ本日のランチは
☆新玉ねぎ・紅生姜かき揚げ
☆お豆腐・白ネギ・白菜・えのき・大根・油揚げ煮
☆人参・玉ねぎ・わさび菜ラペ
☆蕪・甘酒マリネ
☆カリフラワー・じゃがいも・人参カレーサブジ
☆野菜サラダ・スナップエンドウ
☆春雨・えのき・にらホットサワースープ
☆小豆玄米ごはん
デザートには
☆ココナッツ・キャロブチョコ・バナナケーキ
☆お豆腐ココアケーキ
☆オーガニックコーヒー
いただきました
Ristroさんのこだわりは徹底していて、中には聞いたことのない調味料名も出てくるので「それ何?」と何十年も台所で料理してきた4人も興味深々
苦手(というより嫌い)なカリフラワーも初めて美味しくいただきました。
本来ならば金曜日は翌日の
オーガニックマーケット出店の準備で午後から徹夜でお料理だけど、翌日が大雨の予報で出店は取り止め、3時間程居座り
不思議で楽しく、また勉強になるお話しをたくさん聞くことができました。
お天気に感謝
お腹も耳もハートも満足し、すぐ近く「今治タオル美術館」にも寄りお買い物をし、さぁ高知へ帰ろう。
気に留めなければ何でもないことと過ぎていくことの中にも、これからを生きていくうえでとても大切なことがあります。
きっと誰にも、いつでもあるだろうその大切なことを、何でもないことと逃さないようアンテナを張りキャッチして、今自分にとって大切なこと・不要なことを整理しながら日々を過ごしたいと思います。
年齢を重ね、生きる時間を意識するようになったからかもしれない。
それってとても心が落ちつく。
毎日を、人との出会いを、食べることを、大切に・穏やかに受け止められるから。
歳をとることは身体は老いることだけれど、心は満たされていくことなのかもしれない。
最近そう思います。
『生きるために食べよ。食べるために生きるな』
~by.ソクラテス~