【チベット伝統小物入れ】
チベットのような高地は、標高4000mと大変高く森林限界が近いためあまり木が生えていません。
だからこそ、その環境から貴重な木を大切に用いて工芸品を作るという伝統が発達しました。
木が朽ちないように加工し、丁寧に装飾を施し、子から孫へ...代々受け継いでいけるようなものを作り使い続けていく。
大量生産、大量消費とは全く逆の伝統文化。
きっとその昔は...世界中が当たり前のことだったはず。
今も変わらないその文化に触れた時、愛おしさが溢れてくるのはきっと、そのことを心が知っているからだと思います。
この伝統小物入れは
ネパールに住む亡命チベット人達が、古来から続くチベット家具の技術を用い、永く使い続けていけるよう心を込めてつくったもの。
全てが一点物の手づくりです。
大切な物を入れたり
大切な方への贈りものに。
次の代へ繋げるということ。
他国の商品ではありますが、この伝統小物入れを手にすることで、再度考え、実行していくキッカケになればと私自身も思っています。
チベットの人達の心のこもった、とてもとても美しい逸品です。
『風向きを変えることはできないが、
いつでも、自分の進みたい方向に帆を調整することはできる』
~by.ジミー・ディーン(歌手)